ホームセキュリティ会社を料金で比較 一番安いのはどこ
ホームセキュリティ会社を料金で一番安いのはどこなのでしょう。とても気になるデータですね。
ホームセキュリティは近年の防犯・防災意識の高まり、少子高齢化、都市化等を背景にニーズが高まっています。各社とも特に個人部門(いわゆるホームセキュリティ)に力を入れ、さまざまなサービスを打ち出しています。
また近年は人手不足によるガードマンの不足が言われていますが、利用者数の増大、セキュリティー機器の高度化、集中コントロースセンターの効率化などによって、ひと頃よりもホームセキュリティ料金はリーズナブル(お得)になっています。
ホームセキュリティ料金形態 一戸建てとマンション、レンタルと買い取り
ホームセキュリティ料金形態はセコムSECOM、アルソックALSOK、CSPセントラル警備保障とも、「一戸建て」か「マンション」を選択、
「レンタルプラン」か「買い取りプラン」を選択するようになっています。
●一戸建て
●マンション
●機器レンタル
●機器買い取り
まずはあなたのお住まいが「一戸建て」か「マンション」によって変わります。
「機器レンタルプラン」と「機器買い取りプラン」
次に「機器レンタルプラン」と「機器買い取りプラン」はどちらがお得なのでしょうか。
双方の違いをおおざっぱにいうと、初期費用が少々安くて導入しやすいのが「レンタルプラン」、初期費用に多少お金を払って月額費用を安く抑えるのが「買い取りプラン」になります。
初期費用を両親に出してもらえる、現在まとまったお金を持っている、月額費用を多く払うのが嫌い、という方は、「機器買い取りプラン」がおすすめです。
一方、最初にかかる費用は極力抑えたい、現在まとまったお金は持っていないけどセキュリティを導入したい、分割のようなスタイルが好きという方は「機器レンタルプラン」が良いと思います。
大手3社のレンタルと買い取り料金を比較
ここでは、一戸建てに住んでいる場合のセコムSECOM、アルソックALSOK、CSPセントラル警備保障の3社の料金比較をしてみます。(マンションプランは別にあります)
なお下記の比較表はわかりやすくするために、月額金額と初期費用をシンプルに載せています。
各プランに含まれている詳しいサービス内容、オプションの費用、契約必須期間などまでは載せていませんので、必ずご自身で資料を取り寄せるか各社の担当者にご確認ください。あくまでも月額金額と初期費用の比較としてご覧下さい。
レンタルの場合はCSPセントラル警備保障が若干安くなっていますが、「から~」となっていますので、ご自身の住宅間取りなどによって変わってくる可能性もあります。
また買い取りの場合は、セコムの初期費用(機器買い取り費用)が高くなっています。さすがにいきなり40万円以上払う人は少ないらしく、セコムの場合はおよそ8割の人が「レンタルプラン」を指定するそうです。
一昔は月額10000円以上が当たり前でしたので、ずいぶん安くなっていることがわかります。
●一戸建ての場合の料金
セコム | アルソック | セントラル警備 | |
レンタル 月額費用 |
7,200円(税込7,920円) | 6,870円 | 4,800円~ |
レンタル 初期費用 |
工事料58,000円(税込63,800円) 保証金20,000円 |
工事費53,000円 | 工事費42,400円 保証金20,000円 |
買い取り 月額費用 |
4,600円(税込5,060円) | 3,500円 | 3,300円 |
買い取り 初期費用 |
買取システム料金 375,700円(税込413,270円) | 工事費 53,000円 機器費 194,600円 |
工事費 42,400円機器費 204,500円 |
※金額は記事執筆時点のものです。正確な金額は必ず各社資料をご確認ください。 |
※その他にも(表には載せていませんが)全日警のホームセキュリティ「ハッピーガード」では、緊急時の警備に限定した「かんたんプラン」で月額料金が1,800円(買い取り)、2,900円(レンタル)と、とてもリーズナブルなプランもあります。機能や受けられるサービスを絞り込んで、とにかく費用を抑えたいという方にはおすすめです。(ただ全日警は拠点が少ないのが難点です)
アルソックALSOKは初期費用ゼロのプランも
アルソックでは上記の他に
初期の工事費用が0円で始められる「ゼロスタートプラン」という画期的なプラン(月額費用は7,760 円)も用意されています。
こちらは最初にお金をかけたくない、お金をかけることができない方には最適なプランです。
業界最大手のセコムの場合は、マンションなど小規模タイプの場合、月々3,000円から、一般的な一戸建ての場合、月々4,500円から(初期費用は別途必要)となっています。
合わせてご覧いただきたいのがこちらのページです。大手2社のレンタルと買い取りのどちらがお得なのかをグラフで算出しました。何年レンタルするなら購入した方がいいのか、などが一目瞭然です。
・セコム・ホームセキュリティの「機器レンタル」と「機器お買い取りプラン」はどちらがお得なの?グラフで解説
・アルソックの「レンタル」と「買い上げプラン」はどちらがお得なの?グラフで解説
いずれにしても、警備内容、セキュリティ機器の質、ガードマンの質は変わりませんので、初期費用と月額費用を比較しながら、自分にとって好きなパターンを選ぶといいでしょう。
比較のポイント
ホームセキュリティの料金は上記をご覧のように
- 月額料金(毎月支払う費用)
- 工事費用(初回のみ支払う費用)
- 保証金(レンタルプランの場合に最初に1回支払う費用)
- 買い取り金(買い取りプランの場合に最初に支払う費用)
の4つがかかってきます。
またこの他に、ご自身の住宅間取り、センサーの取付数、契約期間、オプションによって加算されるものもあります。
決定にあたっては、例えば候補となった各社の5年間の合計支払い額を計算の上、検討するといいでしょう。
各社の情報は下記からご覧下さい。