ホームセキュリティ会社を緊急発動拠点数で比較

ホームセキュリティ会社を緊急発動拠点数で比較

ホームセキュリティ会社を決めるポイントとして、今回は「緊急発動拠点数のランキング」で比較してみましょう。

緊急ボタンを押してから何分でガードマンが自宅に駆けつけてくれるか

「緊急ボタンを押してから何分でガードマンが自宅に駆けつけてくれるか」

これはホームセキュリティ会社を選ぶ上でもっとも重要なポイントの一つです。自宅に不審者らしき人間が侵入して来た時に、駆けつけまで1時間もかかってしまうようでは、何のために契約しているのかわかなくなります。

実は日本では警備業法によって「基地局が盗難等の事故発生を受信してから25分以内に現場に警備員を到着させることができるように行わなければならない」ことが定められています。つまり最短の時間で駆けつけるということは、警備保障会社の根幹をなす存在意義であるわけです。

そのために、警備員の到着時間については、各社ともさまざまな方法を駆使して、時間の短縮を試みています。
例えばセコムSECOMでは、全ガードマン(警備員)がGPS機能付きの携帯端末「ココセコム」を所持、コントロールセンターに緊急通報があった時点で、その自宅からもっとも近い場所にいる警備員と緊急待機所を瞬時に比較し、最短で駆けつけられるよう急行指示を出します。業界2位のアルソックALSOKも同様のシステムを構築しています。

ホームセキュリティ会社の緊急発動拠点数で比較

緊急発動拠点とは、事故発生を受けて、各社ガードマンが当該の場所に駆けつけるための拠点です。これは自社の支社、営業所事業所、提携警備会社ほかに、さらに細かく各市町村のエリアごと(さらには半径3kmごとなど各社によって異なる)に設置しています。その場所は防犯の理由を考慮して非公開であることが大半です。

全国の拠点数は、自宅の警備と直接関係する訳ではありませんが、それ位の規模の事業展開が出来る会社(財務体質の
ホームセキュリティ会社の緊急発動拠点数で比較すると、1位がセコムSECOM、2位がアルソックALSOK綜合警備保障となっています。国内2大警備会社が抜き出ていることがわかります。
しっかりした会社はやはり安心できます。

各社の緊急発動拠点数

1位セコムSECOM  全国約2,800ヵ所
2位アルソックALSOK 全国約2,400ヵ所
セントラル警備  CSL全国提携含
関電SOS 非公開・関西のみ
全日警  非公開
※比較グラフは、2018年2月の各社情報をもとに比較グッド編集部が作成したもの

ただしホームセキュリティ契約にあたっては最寄りの待機所住所を確認

ただしホームセキュリティ契約にあたっては、自宅に最も近い場所に拠点を構えている会社はどこか?を知る必要があります。上記の全国の拠点数は、あくまでも全国レベルの話しであり、自宅に一番近いのは地元密着で展開するC社だったというケースも多々あります。

自宅に最も近い場所に拠点を構えている会社

ホームセキュリティは、家族の人命を守ってもらう大事なサービスであると同時に、月額利用料がかかるサービスです。導入にあたっては後悔することのないように、2社、3社の資料を取り寄せた上で、見積時に各社の担当者に対して、「自宅に最も近い場所に拠点を構えている会社はどこか?」「その場所から平均何分で駆けつけられるか?」を必ず確認してください。