緊急ボタンを押すと、ガードマンは何分くらいで駆けつけてくれるのでしょうか?早い会社、遅い会社はありますか?

緊急ボタンを押すと、ガードマンは何分くらいで駆けつけてくれるのでしょうか?早い会社、遅い会社はありますか?

「ホームセキュリティ会社を緊急発動拠点数で比較」 でも触れましたが、日本では警備業法によって「基地局が盗難等の事故発生を受信してから25分以内に現場に警備員を到着させることができるように行わなければならない」ことが定められています。つまり最短の時間で駆けつけるということは、警備保障会社の根幹をなす存在意義であるわけです。

とはいっても、自宅に不審者が侵入して来て、緊急ボタンを押して、到着まで30分近くかかるようでは、被害が大きくなってしまうだけです。
そのため、各社ともガードマンが現場に1秒でも早く到達するためのシステムを導入しています。

たとえばセコムSECOMアルソックALSOKでは、見回り警備中の全てのガードマンがGPS機能付きの機器を携帯しており、集中コントロールセンターが通報のあった自宅からもっとも近いガードマンがどこにいるのかを瞬時に把握し、ほぼ自動で現場急行の指示を出すことが出来るようになっています。

また各社とも支店や営業所、事業所のほかに、緊急駆けつけ用のガードマン待機所(緊急拠点)を細かく設置しています。1分でも早く駆けつけるためです。たとえば拠点数業界NO.1ののセコムSECOMでは全国約2,800ヵ所、業界2位のアルソックでは全国約2,400ヵ所も設置されています。

これによって通報のあった家庭まで、5分、10分で駆けつけることの体勢を持っているのです。

駆けつけの早い会社、遅い会社の差は、「拠点の場所」と「GPS機能を所有した警備中のガードマンの数」、そして「瞬時に判断、指示を出せる機能を持った集中コントロールセンター」によって決まるといっても過言ではありません。

なおこの各拠点の住所は防犯上の理由から、各社とも非公開になっています。「自宅にもっとも近い緊急拠点はどこにあるのか?」は、ホームセキュリティを導入する上でもっとも重要なポイントの一つですので、資料請求時、または見積り依頼時に必ず尋ねるようにしましょう。

(回答:ホームセキュリティ比較グッド 編集部)

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