子どもの見守りにホームセキュリティを導入
「夫婦共働きなので子どもが下校時に一人でいることが多い」「近隣の治安があまり良くなく、家にいる子どものことが心配」などの理由から、子どもの見守りにホームセキュリティを導入する家庭が増えています。
核家族化が進み、昔のようにおじいちゃん、おばあちゃんと暮らすことが少なくなった現代だからこその消費動向なのでしょう。
子どもに対する犯罪の発生場所
少々不愉快ですが、下記データをご覧下さい。
警視庁が平成29年8月にまとめた、「警視庁子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会提言書」です。それによると、子どもに対する犯罪の発生場所として、もっとも多かったのは「住宅」の37%、次いで「道路など」で30%、3番目に「施設など」 で14%となっています。特に「声かけ・つきまとい」は夕方、子どもを対象にしたものが多いと結ばれています。
子どもに対する犯罪の発生場所
※出典 平成29年 「警視庁子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会提言書」に基づき作成とても不愉快な結果ですが、「住宅」の37%には驚かされます。これは主に集合住宅のエントランス、階段、敷地内などの公共部分であることが多いのですが、尾行先回りによって自宅近くまでつきまとい、「声かけ・つきまとい」をおこなうケースも少なくはないそうです。提言では「地域で設置する防犯カメラが犯罪抑止に効果的である」「警察や自治体、地域住民などが連携して安全インフラを構築し、安全対策を実現することが望ましい」とまとめられています。
近年のホームセキュリティは両親のスマホと連動
近年の子ども見守りホームセキュリティは両親のスマホと連動しているケースも多くあります。
たとえばセコムのホームセキュリティは、小学校や中学校などから子どもが帰宅してホームセキュリティを解除したり、在宅モードへ切り替えた時に、両親のスマホへプッシュ通知で知らせる機能があります。両親は働きながらでも、子どもがちゃんと帰宅したかどうかがわかるようになっています。
また子どもが一人でいる時に不審者が侵入してきた場合は防犯センサーが感知し、自動的にガードマンが急行するほか、押し売りやしつこいセールスマンに対して誤ってドアを開けてしまった時も、事情によっては緊急ボタンをおすことでガードマンが来てくれる機能があります。
こんな時はすぐに「緊急ボタン」で対処できます
- 窓や庭に不審者の影が見えた、物音が聞こえた
- 押し売りやしつこいセールスマンが帰らない
- 急病や突然のケガなどの緊急事態
- 不審者が家に侵入してきた
- 子どもが家まで後を付けられた
- 警察や救急車を呼ぶのをためらってしまう
ホームセンターなどで販売している防犯グッズとの最大の違いは、異常な事態が起きた時でも、子どもはリビングにあるホームコントローラーの「緊急ボタン」を押して警備会社に通報すれば、ガードマンが急行してくれる安心感があります。
月々数千円のセキュリティ費用も子どもの安心を買うものだと理解すれば、決して高い契約ではないのかもしれません。
一戸建てのホームセキュリティ設置例
窓や扉に「防犯センサー」を設置、泥棒や不審者、ストーカーなどの侵入を感知します。外出時だけでなく、就寝中など在宅時の警戒も可能です。
またホームセキュリティ導入の強みはガードマン直行の「緊急ボタン」です。
窓の外に人影が見えたり、音がしたとき、不審者が玄関に入ってきたとき、ストーカーに自宅までつきまとわれているときは、ホームセキュリティの「緊急ボタン(非常ボタン)」を押すことで、非常信号をセキュリティ会社に通報でき、ガードマンが、自宅まで急行してくれ、適切に対処した上で、必要に応じて110番通報してくれます。
※当該見取図はイメージです。各社のサービスによって機器名称、設置個数、条件は変わります。
※「セコム・ホームセキュリティNEO」機器レンタルパックの場合、防犯センサーは 16個までの取り付けは追加料金なし
ホームセキュリティの特長は24時間365日の徹底警備です。全国で待機するガードマンが迅速に駆けつけてくれます。
まずはホームセキュリティを提供する大手各社の資料を取り寄せ、検討してみましょう。実際に依頼するどうかはそれから決めても遅くありません。